【書 名】山は私の学校だった 【著 者】今井通子 【出 版 社】山と渓谷社 【発 行 日】1998年5月10日 【I S B N 】ISBN4-635-17127-2 【点 訳】愛 【校 正】ナビール 【作 成 日】1999年8月4日 【デ ー タ】全5巻
女房 通子が書きました。ふたりの出会いや、夫婦の山登りのこと など、私の『ダンプ、山を行く』と読み比べてもらえたら幸いです。 高橋和之 私には、今でも苦手な質問があります。「なぜ山に登るのですか?」 などなどです。 なぜと問われると、「マロリーはそこに山があるからといったそう ですが、 私にとっては、山は故郷です」と答え、出会いは、と聞かれ ると「物心つく前からなのでいつからかは覚えていません」と返事す るようにしているのですが、前記のように、スキーについてはその初 体験時のことからその後のこともはっきり覚えています。ということ はそれほど印象深かったということになりますが、登山については、 まったく印象がなく、たとえば覚えているのは、箱根の金時山に登っ たときのことくらい。(本文より)