【書 名】羅刹の腕を振りほどけ 少年陰陽師12(天狐篇4) 【著 者】結城光流 【出 版 社】角川書店 角川ビーンズ文庫 【I S B N 】ISBN04-441615-X 【発 行】平成17年1月1日 初版 【点 訳】みのり 【校 正】バオバブ 【作 成 日】2009年2月 【デ ー タ】全3巻
時は平安。天狐の血を引く、安部家のふたりの陰陽師−−。 「‥‥‥そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉通り、少年陰陽師・ 昌弘はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父・晴明は、 命は取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌弘への想 いにめざめ、いつしか彰子(あきこ)への嫉妬をつのらせていた中宮 章子(しょうこ)の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにし のび寄ってきて−−。 “天狐編”さらに驚きの展開に!!