【書    名】異端の英雄 (上)
【著    者】生島治郎
【出 版 社】集英社
【発 行 日】1990年3月25日 第1刷
【I S B N 】4-08-749559-0 C0193
【点    訳】滝
【校  正】ナビール
【作 成 日】2000年6月
【デ ー タ】全9巻

  敗戦間際の昭和20年、上海から日本に引き上げてきたふたりの少  年。尾花愁一と坂井明人。あれから40数年、愁一は作家志望の編集  プロダクションの社長に。キャデラックを乗り回す明人はマフィアと  のつながりが・・・。立場は違っても男の友情は固く結ばれていた。  かつて引き揚げ者を迎えた閉鎖的な祖国日本で、異端者として生きる  ことを選んだ、ふたりの男の鮮烈な生きざまを描く長編小説。

【書    名】異端の英雄 (下)
【著    者】生島治郎
【出 版 社】集英社
【発 行 日】1990年3月25日 第1刷
【I S B N 】4-08-749559-0 C0193
【点    訳】滝
【校  正】ナビール
【作 成 日】2000年6月
【デ ー タ】全8巻

  敗戦の混乱の中で、愁一と明人は無垢な友情で結ばれながら、少年  期から青年期へと移りゆく。高校・大学へと進んだ愁一。マフィアと  つながりを持つ明人は、麻薬組織といざこざを起こしていたヤクザの  凶弾に倒れた。愁一は単身で犯人を追いつめ、殺し屋の本拠に乗り込  んでゆく。異端者として今日まで生き抜いてきたふたりの”掟”を守  り伝えるために。アウトローのヒーローとして生きた男の軌跡。