【書 名】冬の光 【著 者】今江祥智 【出 版 社】新潮社 【I S B N 】ISBN4-10-100213-4 【発 行】昭和63年7月 【点 訳】マコト 【校 正】ナビール 【作 成 日】1995年7月5日
あかりも中学一年生になった。とうさんも絵本作家としての活動を 続け、個性的なライバルたちに刺激を受ける毎日だ。あかりの今の悩 みといえば、本の置き場がなくなってきた狭苦しい家と、とうさんと 山名さんとの宙ぶらりんの恋の行方――。思春期を迎えた多感な少女 と父との、ちょっぴり変わっているけれど魅力的なふたり暮らしを、 柔らかな筆致で綴った、『やさしさごっこ』の続編。