【書 名】丕緒の鳥 【副 書 名】十二国記 【著 者】小野不由美 【出 版 社】新潮社 【発 行 日】2013年7月1日 【ISBN】978-4-10-124058-9 【点 訳】Basing Room(みあーた) 【校 正】ウミネコ、バオバブ 【作 成 日】2013年10月 【デ ー タ】全5巻
「希望」を信じて、男は覚悟する。 慶国に新王が登極した。即位の礼で行われる「大射」とは、 鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。陶工である丕緒は、国の 理想を表す任の重さに苦慮していた。希望を託した「鳥」は、 果たして大空に羽ばたくのだろうか──表題作「丕緒の鳥」 ほか、己の役割を全うすべく煩悶し、一途に走る名も無き男 たちの清廉なる生き様を描く全4編収録。