【書    名】幻島記
【著    者】白石一郎
【出 版 社】文藝春秋
【発 行 日】1987年1月10日 第1刷
【I S B N 】4-16-737002-6 C0193
【点    訳】滝
【校  正】竹村・バオバブ
【作 成 日】2008年5月
【デ ー タ】全4巻

  慶長元年、別府湾上にある周囲三里もある瓜生島が大地震と津波で  一夜にして陥没した‥‥水戸彰考館に田舎儒者と侮られた豊後府内藩  瓜生島海没の地誌を編纂した。しかし、その信憑性が問われた。  果たして実在の島か、幻の島か、その謎をめぐる論争は現代まで続く。   表題作など時代小説の秀作五篇。