【書 名】だれも猫には気づかない 【著 者】アン・マキャフリー 【訳 者】赤尾秀子 【出 版 社】東京創元社 【I S B N 】ISBN4-06-147263-1 【発 行】2000年4月20日 【点 訳】FEYE点訳グループ(みのり、深青) 【校 正】ナビール 【作 成 日】平成13年5月12日 【デ ー タ】全3巻
時は中世。エスファニア公国の若き公、ジェイマス5世の老摂政が 亡くなった。先見の明をそなえた摂政は、生前、国の平安のためにさ まざまな対策を講じてはいた。だが、その一策が摂政自身の飼い猫、 ニフィのことだったとは! 賢い猫はやがて若き領主について回り、 ”摂政”として仕えはじめる。重要文書の承認はもちろん、妃選びも ニフィの仕事。が、だれも猫のしわざと気づかない。領主の恋に、政 治的陰謀が絡まりだすとき、ニフィならいったいどんな妙手を繰りだ す?