【書    名】オペラ対訳ライブラリーより ビゼー作曲 カルメン
【出 版 社】音楽之友社
【ISBN】ISBN4-276-35552-4
【発  行】2000年11月30日(1刷)
【原 本 訳】安藤元雄
【点    訳】高橋勝利
【校 正 者】高橋セツ子
【校正協力】オンキヨー株式会社
【作 成 日】平成19年2月10日
【デ ー タ】全2巻

  あらすじ   十九世紀はじめのセビリャ。   警備隊伍長ドン・ホセにはミカエラという許嫁がいる。煙草工場の  妖艶な女工カルメンはケンカ騒ぎを起こすが、ホセは彼女の誘惑に迷  い彼女の縄を解いてしまう。場末の密輸入者の酒場で、カルメンとホ  セが会っているところへカルメンを我が者にしようと隊長が現れ、ホ  セと決闘となる。もう隊へは戻れなくなったホセは密輸入者の仲間に  なる。   密輸入者達の基地。ここへ英雄闘牛士のエスカミーリョがカルメン  を訪ねる。エスカミーリョがカルメンの新しい男だと知ったホセは彼  に決闘を申し込むがその時岩陰に隠れていたミカエラが見つけられる。  ミカエラから母の危篤を告げられたホセは、カルメンのことが気にな  りながらも基地を去って行く。   セビリャの街、闘牛の日。カルメンの前にホセが現れもう一度やり  直せると迫るが、カルメンは冷たく断る。更にホセからもらった指輪  を投げ捨てたのを見て、ホセはカルメンを刺し殺す。