【書 名】二番が一番 【著 者】森毅 【出 版 社】小学館 【発 行 日】1999年5月1日 【I S B N 】ISBN 4-09-403261-4 【点 訳】点字クラブ ポツポツ 【校 正】ナビール 【掲 載 者】HIROBU 【デ ー タ】全3巻
激動する時代に、トップを目指す生き方なんてアホらしい。メジャ ーの陰に隠れた二番手グループにとって、不況こそチャンスなのだ。 クマに遭っても、ちょいと死んだフリしてやりすごす連中から、次代 のメジャーも生まれてくるというものだ。 「老人の身で忙しい中年にゆとりを説教するのは少し気がひける。 しかし、忙しいからこそゆとりが必要。序列があるのなら、そこでち ょっと身をはなして二番手。それは、自分自身にゆとりを維持するた めにある」(本書より)。 名物京大名誉教授、自称フリーターの森毅が贈る。軟体動物的処世 術のススメ。