【内  容】
第175回芥川賞候補作5作

【タイトル】アンチ・グッドモーニング
【著  者】八木詠美
【掲 載 誌】文藝春季号
【発  行】2025年12月1日(2026年1月7日発売)
【ファイル】anti-goodmorning01〜03 338頁
【内  容】第175回芥川賞候補作。眠りは突然奪われた。
仕事のチャット通知に追い立てられ、自分を失った「わたし」。
ウェルビーイングを強要する会社、丁寧な暮らしを推奨する夫、怪しげなeラー
ニング講師。安眠のために奔走するうち、いつしか不思議な世界に迷い込んで
――。
ポジティブ至上主義の現代社会に反逆する、“不眠”アドベンチャー長篇!

【タイトル】丹心(まごころ)
【著  者】仁科斂
【掲 載 誌】新潮 2026年4月号
【発  行】2026年4月7日(3月6日発売)
【ファイル】dansin01〜02 238頁
【内  容】第175回芥川賞候補作。美術館設計は建築家の夢。師の願いを叶え
るべく、助手のレンは住民の立ち退きに奔走する。資本家令嬢Qと未完成の建
物を買った人民の欲望は交差し、ドラマは思わぬ方向へ転がる。矛盾だらけの
中国大陸に「まごころ」はあるか?

【タイトル】ソリティアおじさんがいた頃
【著  者】村司侑
【掲 載 誌】文學界5月号
【発  行】2026年5月1日
【ファイル】solitaire_oji 186頁
【内  容】第175回芥川賞候補作。昔職場にいた、黒野田さんが亡くなった。
忘れていたこと、確かめようのないことがとりとめなく浮かんでくる――

【タイトル】悪い血
【著  者】鈴木涼美
【掲 載 誌】文學界6月号
【発  行】2026年6月1日
【ファイル】waruichi01〜02 220頁
【内  容】第175回芥川賞候補作。「私がこれまで何も選ばずにいようとし
ていたのは、選んだその瞬間に過去を罰せられる気がして怖かったからだ」
奔放に生きてきた私の身体に突然つきつけられた衝撃。採取された血を取り戻
しに、ビジュー付きのサンダルで病院へと向かう私の中に、過去のさまざまな
行いがよみがえる。圧倒的な「罪と罰」の物語。(文藝春秋BOOKSより)

【タイトル】ゾンビ回収婦
【著  者】小砂川チト
【掲 載 誌】群像 2026年5月号
【発  行】2026年5月1日(4月7日発売)
【ファイル】zombi01〜02 272頁
【内  容】第175回芥川賞受賞作。
それからのわたしは来る日も来る日も、あなたたちの身体を回収することに専
心した。現場に到着すればわたしは手始めに、ひとかかえの赤黒い山になった
あなたたちをかぞえる、目視とゆびさしで事務的に、かぞえる。あくまで取り
こぼしを防ぐためにそうする、うっかり置き去りにしないためにあなたたちを
かぞえる。(本文冒頭より)