第171回芥川賞受賞作 【タイトル】サンショウウオの四十九日 【著 者】朝比奈秋 【掲 載 誌】新潮5月号 【発 行】2024年5月7日(4月6日発売) 【ファイル】sansyouo01〜02 270頁 【内 容】 第171回芥川賞候補作。同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の 人生を描く。周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別の わたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなた は誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞 作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と 驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。 【タイトル】バリ山行 【著 者】松永K三蔵 【掲 載 誌】群像3月号 【発 行】2024年3月1日(2月7日発売) 【ファイル】varisan01〜02 328頁 【内 容】 第171回芥川賞受賞作。 古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム 会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に 誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式 な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっ ていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻 鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしているこ とを知ると……。 会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実 感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。 第171回芥川賞候補作 【タイトル】海岸通り 【著 者 名】坂崎かおる 【掲 載 誌】文學界 2024年2月号 【発 行】2024年2月1日 【ファイル】kaigandori・160頁 【内 容】 第171回芥川賞候補作。海辺の老人ホーム「雲母園」で派遣の清掃員とし て働くわたし、クズミ。ウガンダから来た同僚マリアさん。サボりぐせ のある元同僚の神崎さん。ニセモノのバス停で来ないバスを毎日待って いる入居者のサトウさん。さまざまな人物が、正しさとまちがい、本物 とニセモノの境をこえて踊る、静かな物語。