【書 名】親指Pの修業時代(上) 【著 者】松浦理英子 【出 版 社】河出書房新社 【発 行】1993年11月15日 【I S B N 】ISBN4-309-00867-4 C0093 P1500E 【点 訳】悟空 【校 正】ナビール 【作 成 日】平成6年5月9日 【デ ー タ】全7巻
話題騒然! 各紙誌絶賛! '90年代を代表する大傑作 ある夕暮れに目ざめると彼女の親指はPになっていた。 【蓮實重彦氏】 彼女の作品は男性中心的な文学では絶対にない。そういうことを、彼 女ほど誠実に語っている女性作家は少ないと思う。 【四方田犬彦氏】 松浦理英子はこれまでけっして語られることのなかった新しい官能性 を代表する、われらの時代の小説家である。 【植島啓司氏】 いつも彼女は待たれているのである。未来の作家として。
【書 名】親指Pの修業時代(下) 【著 者】松浦理英子 【出 版 社】河出書房新社 【I S B N 】ISBN4-309-00868-2 C0093 P1500E 【発 行】1993年11月15日 【点 訳】悟空 【校 正】ナビール 【作 成 日】平成6年6月21日 【デ ー タ】全7巻
話題騒然! 各紙誌絶賛! '90年代を代表する大傑作 性の見せ物一座にくわわった親指Pの運命は? 【渡部直巳氏】 松浦理英子はいじらしいほどに大胆で、野蛮なまでに純粋な作家で ある。 【毎日新聞・秋山駿氏】 まるで冒険小説でも読むような興味が生ずる。小説の端的な面白さ とはこういうものだ。 【共同通信・清水良典氏】 この小説の特異さは、こんなに性的にラジカルなテーマをめぐって、 こんなにナイーブで正攻法の語り口が見事に貫徹されている点に他な らない。ペシミズムと怒りの深さ、暗さを、ピエロの化粧のようにフ ァンタジーで塗り隠した小説である。