【書    名】玉川兄弟(上)
【著    者】杉本苑子
【出 版 社】講談社
【発 行 日】昭和54年2月15日  第1刷
【I S B N 】0193-315513-2253 (0)
【点    訳】滝
【校  正】ナビール
【作 成 日】2004年4月
【デ ー タ】全6巻

  江戸は飲み水に不自由な土地であった。町の発展ひいては幕府の威  令をいきわたらせるため、多摩川の水を江戸に曳くという壮大な計画  が生まれた。多摩川上流に生をうけた土木業者、枡屋庄右衛門・清右  衛門兄弟は、目先の利益を排して見事入札に成功、数多の困難に立ち  向かう。若い兄弟の不屈の闘いをえがく歴史巨編。

【書    名】玉川兄弟(下)
【著    者】杉本苑子
【出 版 社】講談社
【発 行 日】昭和54年3月15日  第1刷
【I S B N 】0193-315522-2253 (0)
【点    訳】滝
【校  正】ナビール
【作 成 日】2004年4月
【デ ー タ】全6巻

  江戸に生命の水を! 武蔵野の原野を貫く玉川上水開鑿に若い兄弟  は精魂を傾ける。しかし自然の猛威はいたるところで牙をむき、計画  の変更も余儀なくされ、遂には二人が師とも仰ぐ道奉行・伊奈半十郎  の切腹にまで事態は至る。彼らの無私の祈りは果たして天に通じるか。  ‥‥‥著者ならではの史眼が冴える感動巨編。