【書 名】ロッシーニ.セビリャの理髪師(オペラ対訳ライブラリー) 【出 版 社】音楽之友社 【I S B N 】ISBN4-276-35569-9 【発 行】2005年9月10日(1刷) 【対 訳】坂本鉄男 【点 訳】高橋勝利 【校 正】高橋セツ子 【校正協力】オンキヨー株式会社 【作 成 日】平成19年8月20日
セビリャの理髪師 あらすじ 十八世紀のスペインはセヴィリャ。 町の人気者で床屋のフィガロは、医者バルトロの家の前で苦学生リ ンドーロに扮したアルマヴィーヴァ公爵に出会う。アルマヴィーヴァ 公爵はバルトロが後見人となっている娘ロジーナを愛している。しか しバルトロはロジーナと結婚しようとしているのだった。フィガロは ロジーナもリンドーロに気があることを突き止めアルマヴィーヴァ公 爵を兵隊に化けさせる。そしてアルマヴィーヴァ公爵はバルトロの家 を訪れ、バルトロが気づかぬようそっと手紙をロジーナに渡す。フィ ガロはバルトロの家の鎧戸の鍵を盗み出し、バルトロの髭を剃って注 意をそらす。そのすきに音楽教師に扮したアルマヴィーヴァ公爵は ロ ジーナと駆け落ちの約束をするが、バルトロに見破られてしまう。お こったバルトロはすぐにロジーナと結婚しようと準備する。リンドー ロがアルマヴィーヴァ公爵だとは知らないロジーナは、自分はリンド ーロにだまされたと思いこみ、怒ってバルトロとの結婚を承諾する。 そこへアルマヴィーヴァ公爵が現れ、自分はリンドーロに化けていた のだと種明かしをし、二人はめでたく結婚する。