【書    名】ぼくのだいすきなパパ
【著    者】B・ガリヤフキン
【出 版 社】岩崎書店
【発 行 日】1979年10月
【点    訳】マコト
【校    正】ナビール
【デ ー タ】全3巻

  ぼくのパパは音楽家だ。作曲もする。パパはぼくにピアノの練習  ばかりさせようとするんだ。練習しないと、ぼくをこてんぱんにの  しちゃうぞとおどす。でもできないよ。だって、ぼくのパパだもの。  ――戦争がはじまって、パパは兵隊に行った。ぼくと弟のボーバは  汽車にのって、パパに会いに行ったんだ。そのあとしばらくして、  パパは戦死した――。   戦争で父を失った少年の悲しみを描く珠玉作品。