【書    名】ヴェルディ.オテロ(名作オペラブックス17)
【出 版 社】音楽之友社
【I S B N 】ISBN4-276-37517-7
【発  行】1988年6月20日(1刷)
【原 本 訳】アッティラ・チャンパイ
【対  訳】海老沢敏
【本 文 訳】大津陽子・檜山哲彦
【点    訳】高橋勝利
【校    正】高橋セツ子
【校正協力】オンキヨー株式会社
【作 成 日】平成19年7月20日

  オテロあらすじ   十五世紀末のヴェネツィア共和国統治のキプロス島。   ムーア人の将軍で島の総督オテロはトルコ艦隊を破り、猛烈な嵐  の中無事に港に着く。カッシオが副官に昇進し、それを妬む旗手ヤ  ーゴは陰謀を企む。そしてカッシオを泥酔させ争いを起こさせて、  失脚させる。さらにヤーゴは、消沈したカッシオがオテロの妻デズ  デーモナに取り成しを頼むよう仕向ける。ヤーゴは様々な策略を弄  して、カッシオとデズデーモナが恋に落ちたと思わせオテロの嫉妬  を煽る。オテロは妻の不貞を信じ、本国召還が決まった夜に寝室で  妻を絞殺してしまう。そこへ駆けつけた人々の証言で、オテロは真  相を知り、悲嘆と悔恨のうちに 自刃して妻の後を追う。