【書 名】モンテヴェルディ.オルフェオ (名作オペラブックス29) 【出 版 社】音楽之友社 【I S B N 】ISBN4-276-37529-0 【発 行】1989年9月10日(1刷) 【原 本 訳】アッティラ・チャンパイ 【台 本 訳】あずさまゆみ 【本 文 訳】津上智美、寺本まり子 【点 訳】高橋勝利 【校 正】高橋セツ子 【校正協力】オンキヨー株式会社 【作 成 日】平成19年6月20日 【デ ー タ】全1巻
オルフェオあらすじ ORFEO / Claudio Monteverdi(1567−1643) 人夫と牧人達がオルフェオとエウリディーチェの婚礼を祝っている。 悦びに満ち溢れるオルフェオとエウリディーチェは、皆の中でこの 日の幸せを神に感謝しようと歌う。オルフェオが、エウリディーチェ と一緒になれた喜びを歌い上げている時、エウリディーチェが毒蛇に 命を奪われたとの知らせを受ける。オルフェオは、エウリディーチェ を返してもらうよう冥界に入り懇願し、それを支配者が拒むならエウ リディーチェと共にそこに留まろうと歌う。冥界に着いたオルフェオ は、プルトーネへの目通りは適わなかったものの、王の妻のプロセル ピナがオルフェオの嘆願に心で動かされ口添えしてくれ、地上に着く までは決してエウリディーチェを振り返ってはならないという条件の 元で、エウリディーチェを連れて帰途につく。だが、オルフェオは、 彼女が本当について来ているのか不安になっている時、後ろで大きな 音がして振り返る。すると、エウリディーチェの顔を見る間もなく彼 女は冥界に、そして、オルフェオは地上に引き戻される。地上に戻っ たオルフェオが、エウリディーチェを失ったことを嘆いていると、父 アポロ神が天より降りてきて、彼に冥界で不滅の命を与えると告げる。 牧人たちの讃歌に送られて、オルフェオは天に昇っていく。 (*本作品のあらすじのみ、オンキヨー(株)にて作成しました)