【書 名】ベッリーニ・夢遊病の娘 【出 版 社】おぺら読本出版 【I S B N 】ISBN4-901780-38-7 【発 行】2006年5月17日 【翻 訳】河原廣之 【点 訳】高橋勝利 【校 正】高橋セツ子 【校正協力】オンキヨー株式会社 【作 成 日】2008年7月10日 【点字対訳】1巻67P
夢遊病の娘 あらすじ 十九世紀初頭のスイス。 幽霊が出るという噂の山村で水車小屋の養女アミーナと若い地主エル ヴィーノが婚約した。村を訪れた領主ロドルフォの旅籠の部屋に夢遊 病になったアミーナが現れ伯爵の寝台で寝入る。彼女が幽霊の正体と 知った伯爵が部屋を去った後に、村人達が領主と知って挨拶に来てア ミーナを発見し、目覚めて当惑するアミーナから嫉妬したエルヴィー ノは婚約指輪をもぎ取る。水車小屋前の広場で村人達が集まっている と、小屋から夢遊状態のアミーナが現れ、朽ちた橋を渡る。真相を知 ったエルヴィーノが指輪を戻し、人々の歓声で目覚めたアミーナは悲 しみが喜びに変わった事を知る。