【書  名】河童日誌
【著  者】鈴木善徳
【出  版】文學界2012年5月号
【点  訳】ゆめじょ
【校  正】さいこ
【作 成 日】2012年7月
【デ ー タ】全1巻

内容 (第147回芥川賞候補作)腹部の映像が見たい、と男は言った。 午後の診察の準備のために、私が診察室に入ったのが十三時五十 分。入る際、いつもの習慣通り、受付の窓ガラス越しに待合室を 一瞥した。患者の数は今日も少ない。