【書 名】慈悲のこころ(上) 【著 者】フェイ・ケラーマン 【訳 者】小梨直 【出 版 社】東京創元社 【I S B N 】ISBN4-488-28206-7 C0197 【発 行】1998年6月26日 【点 訳】陵 【校 正】ナビール 【作 成 日】2000年1月11日 【デ ー タ】全10巻
黒死病に魅入られた十六世紀末ロンドン。故郷からのぼったシェイ クスピアは勇躍、芝居の世界に飛びこんだ。ところが、畏友ハリーが 人里離れた街道筋で背中を一突きされて頓死し、彼は仇を討つため、 ひとり馬上の人となる−− この英国でいまだカトリックの徒が息を潜めて暮らすという、北を めざして。 不世出の劇作家を主人公に、謎と剣が火花を散らす波瀾万丈の旅が幕 を開ける。
【書 名】慈悲のこころ(下) 【著 者】フェイ・ケラーマン 【訳 者】小梨直 【出 版 社】東京創元社 【I S B N 】ISBN4-488-28207-5 C0197 【発 行】1998年6月26日 【点 訳】陵 【校 正】ナビール 【作 成 日】2000年1月28日 【デ ー タ】全10巻
隠れユダヤ教徒の美しい娘レベッカとの出逢いはシェイクスピアの 運命をさらに変えた。彼女は、異端審問の手から同胞を救うべく祖国 ポルトガルと英国とを密航ルートで結ぶ一族の女だった。立ちはだか る障壁をまえに、ふたりの愛は成就するのか? 雪深い北の土地に、 暗雲漂う宮廷に、勇気と機略、権謀術数と自由への希求が交錯する。 絢爛たる時代絵巻は、ここに大団円を迎える!