【書  名】ギッちょん
【著  者】山下澄人
【出 版 社】文藝春秋
【発 行 日】2013年3月10日第1刷
【点  訳】Basing Room(淮)
【校  正】恵子・バオバブ
【作 成 日】2013年5月
【デ ー タ】全3巻

  四十を過ぎ男は公園で暮らし始める。荒れた十代、放浪した青春  は昨日のことのようにここにある。第一四七回芥川賞候補作ほか二  篇。「水の音しかしない」「トゥンブクトゥ」山下澄人は北海道な  どを拠点に活動を続けてきた劇作家、演出家、兼俳優。その劇を観  に通っていた編集者のすすめで書いた小説『緑のさる』(平凡社)  で昨年末に野間文芸新人賞を受賞した注目の書き手です。