【書    名】名作オペラブックスから モーツアルト フィガロの結婚 
【出 版 社】音楽之友社
【発  行】1987年10月20日
【台 本 訳】戸口幸策
【本 文 訳】畔上司
【点    訳】高橋勝利
【校正協力】オンキヨー株式会社
【作 成 日】2006年12月11日

  本書はオペラの対訳で 第一幕、第二幕の二部構成      あらすじ   アルマヴィーヴァ伯爵と夫人のロジーナは倦怠期。召使いのフィガ  ロと夫人の侍女のスザンナが結婚すことになり伯爵はスザンナを口説  こうと、かつて自ら廃止した初夜権を復活させようとする。初夜権と  は、伯爵が領民の花嫁と初夜を過ごす権利だ。   一方、女性と見れば誰でも口説く早熟な少年ケルビーノはロジーナ  に言い寄っていたが、伯爵に見つかり戦争に行けと命じられる。   マルチェリーナとバルトロが弁護士クルツィオを連れてやって来て  フィガロがマルチェリーナに借りている借金を返せなければマルチェ  リーナと結婚しろと迫る。   しかしフィガロがマルチェリーナとバルトロの子供だとわかり、そ  こへスザンナもやって来て喜び合うが、伯爵だけは苦い顔。伯爵はそ  れでもスザンナと逢い引きしようと呼び出し、それがロジーナだとは  知らずに口説く。最後には伯爵が懲らしめられ、丸く納まる。