【書 名】エンデュアランス号漂流 原題『ENDURANCE-Shackleton's Incredible Voyage』 【著 者】アルフレッド・ランシング 【訳 者】山本光伸 【出 版 社】新潮社 【I S B N 】ISBN4-10-537301-3 C0098 \2200E 【発 行】1998年10月30日 【点 訳】悟空 【校 正】ナビール 【作 成 日】平成11年5月13日 【デ ー タ】全8巻
故星野道夫の座右の書 待望の完訳。 この一冊が、勇気を与えた−−。 オーロラ撮影のため厳冬期のアラスカ山脈で一ヶ月に及ぶ単独キャ ンプ生活を送った星野道夫は、携行したこの一冊の本によって、困難 な状況に耐える勇気を与えられた−−。 アムンゼンVSスコットの南極点到達の戦いに続いてイギリス人探 検家シャクルトンは南極大陸横断に挑戦した。しかしその途上で船は 氷に押し潰され、絶望的な状況での漂流が始まる。食料不足、極寒、 疲労、そして、病気。過酷な試練を乗り越えながら、前向きで陽気な 28人の隊員たちは、17カ月に及ぶ極限の旅を経て、ついに奇跡的 な生還を果たす−−。その旅の全貌。 「シャクルトンの旅は失敗に終わり、輝かしい南極探検史の中で埋 もれてしまった。しかし、このすさまじい生存への脱出行は、読む者 に生きる勇気を与えてくれる」 星野道夫